ダイオキシン類は、意図的に作られる物質ではなく、炭素や塩素が空気中で熱せられることによって自然に発生する副生成物です。炭素源としては、紙や木、プラスチックなどがあり、塩素源としてはポリ塩化ビニルや漂白剤、塩などがあります。
ダイオキシン類は、温度300℃前後の条件下で生成しやすく、800℃以上になると分解します。ダイオキシン類の主な発生源はごみ焼却施設による燃焼で、排出量はその大半を占めています。
本市ではダイオキシン類対策特別措置法に基づき毎年度大気環境調査を行っており、全調査地点でダイオキシン類の環境基準値(年間平均値 0.6pg-TEQ/㎥N)の10分の1に満たない値で推移しております。 |